SMART Oneを担当している
スマートクリニック事業部の
大木さんにお話を伺いました。
Point
一元管理できる予約システムで
クリニックの業務負担を軽減。
これからのクリニックは
カンタンでスマートに受診!
GENOVAに入社したきっかけは何ですか?
就活軸はベンチャー企業に定めていました。
理由は、やった分だけ評価されたい、いわゆる年功序列の世界が自分にとってネックでした。また若いうちから挑戦できる環境というところも重要視しており、手を挙げてチャレンジできる環境「Gチャレ※」は、社会人としての経験を積むうえでも魅力的でした。
人事面接では、今後の会社のビジョンを聞いたとき、他の企業に比べて大きいビジョンだったことも印象に残っています。そのビジョンを達成するために、自分も関与したいというのが決め手になりましたね。
最初は営業職スタートでしたが、Gチャレで手を挙げたことでSMART Oneのサービスを任せてもらえているので、振り返ると入社してよかったなと実感しています。
※成長支援制度の一つで、勤続2年以上の社員を対象に、新規ポストなどへ異動するチャレンジの機会があります。
担当のプロダクトはどんなサービスですか?
一言で言うと、予約システムです。
ただクリニックの課題として待ち時間の長さや、予約、問診などのITシステムが乱雑な管理になっていたため、予約システムをベースに、問診機能や決済機能を搭載して、ある程度の業務を一元管理できる予約システムとなってます。
決済機能は患者さんが、クレジットカードを予約時に登録することで、会計を待たずにクリニックを退出することができ、クリニックはSMART Oneの管理画面上から決済を行うことができます。
今後も待ち時間減や、管理しやすいシステムにするために、システムを磨いていきます。
プロダクトマネージャーとしての主な役割と日々の業務にはどのようなものがありますか?
昨年(2023年)はリリースに向けて、お客様にご協力いただき、京都のソウクリニック四条烏丸でPoCを行いました。実際に現場に入ってスタッフの皆様とSMART Oneのシステムを使いながら機能の拡充を行いました。
土台ができたタイミングで、別クリニックでもPoCを開始し、どの診療科でも利用できるサービスに改良を行ってきました。
リリース後の現在は、SMART Oneを利用してもらえるように、クリニック様へご案内したり、導入クリニック様のサポートと並行して、開発会社と協力しながら、より導入しやすい使いやすいサービスになるよう開発を行っております。
お客様や患者さんにとって使いやすい製品を設計する上で、どのようなことを重視していますか?
現場スタッフの意見を聞いて、UIやUXを意識しています。
ですが、意識しすぎると患者のUXが悪くなったりするので、自分は患者目線に立って中立な視点を持ちながら企画・設計を行っております。
最近では、利用するクリニック様も増えてきたなかで、クリニック独自の意見なのか、クリニック共通の意見なのか判断し、共通する内容については、いち早く解消することを意識しております。
様々な意見をいただけるこのタイミングが、SMART Oneのサービスにとって重要です。
一つひとつの意見を大切に、医療に携わる全てのユーザーが満足するサービスにできたらと考えています。
お客様と関わる上で、うれしかった事を教えてください。
クリニックの課題、患者のストレスになる部分を吸い上げて形にして、それが解消されることが何よりうれしいです。
最初は予約の機能しかなかったのですが、サービス・改良を重ねていく中で、良くなっているという声は励みになります。
まだまだ課題は多いですが、1つずつ解消に努めていき、お客様に満足してもらえるサービスにしていきます。
担当プロダクトが医療業界にどのような影響を与えていると考えますか?
働き手不足の問題がある中で、医療業界は地域による医療格差なども深刻な課題になっていますが、SMART Oneは、医療現場の方々に微力ながら良い影響を与えていると思います。
現在は待ち時間0と乱雑なシステム管理へのストレスという部分にフォーカスしていますが、ゆくゆくは業務削減、そして一人ひとりの一月当たりの業務を削減することで、医療業界の課題解決につながると考えております。
この大きな課題の解消に向けて、これからも尽力していきます。