令和8年
念頭挨拶
皆様、明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、令和8年が、公私の両面で素晴らしい平穏な一年になりますようお祈り申し上げます。
令和8年の幕開けにあたり、私たちはかつてない規模の課題と向き合っています。 気候変動や環境問題が人々の健康に直結する「プラネタリーヘルス」の視点が不可欠となる一方で、足元の日本では、少子高齢化による医療費の増大や現場の人手不足、必要な薬が届かないドラッグロス、そして国民皆保険制度の持続可能性など、医療提供体制を揺るがしかねない課題が山積しています。
そうした中、今、世界のヘルスケア産業のあり方が、大きく変わろうとしています。 世界のヘルスケアを牽引するリーディングカンパニーは、単に製品を提供するだけでなく、国や地域社会と深く対話し、制度や環境そのものをより良く変えていく「パブリック・アフェアーズ(Public Affairs)」を経営の中心に据えています。
令和8年、GENOVAもこの世界的な潮流の先頭に立ちます。私たちは、便利なサービスを提供するだけの企業から、日本の医療課題を解決し、社会を支える「公器(パブリック・パートナー)」へと進化します。
今、世の中はAIやデジタル一色です。しかし、私たちはこう確信しています。 最後に患者さんの手を握るのは「人」であり、必要な物資を届けるのは「物流」であり、医療はどこまでも「リアル」な営みであることを。
だからこそ、私たちは「リアル」にこだわります。創業以来、全国の営業所が築き上げてきた「顔の見える信頼関係」。そして、グループ会社ASANOが担う、医療物資を確実に届ける「物流という足腰」。この「リアルの基盤」があるからこそ、デジタルは初めて医療現場の役に立ち、患者さんの安心につながると信じています。
私たちは、この「現場力(リアル)」と「技術力(デジタル)」を融合させ、「薬が届かない」「地域の医療機関がなくなる」といった、我が国が直面する大きな課題に対し、その解決の一翼を担うべく挑んでまいります。
自分たちの仕事が、日本の医療を支え、誰かの命や健康につながっている。その誇りを胸に、泥臭く、かつスマートに、医療の未来を皆さまと共に創ってまいります。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和8年1月
株式会社GENOVA